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プローブだが、以前はゾンデとかゾンデ棒などとも呼んでいたが同様のものだ。
テントポールと同じく、ショックコードならぬワイアーによってそれぞれが連結され、そのワイアーの末端を固定して棒状になった状態で使う。
どのメーカーのプローブも基本的には同じ造りだが、購入の際は本体連結後の長さとワイアーの固定方式をチェックしたい。長さは2mから2.5mもあればよいだろう。あまり長いとセットしずらいし、短いと今度は深い埋没の場合発見できない。また長ければ当然収納サイズも大きくなる。ワイアーの固定方法は各メーカーいろいろと特徴があるようだ。フックのようにひっかけるものや、ネジで固定するものなどあるが、要はそのセッティングが素早く容易にできるかどうかである。
何度も言うが、事故に遭遇したときの精神的なダメージは相当大きく、そのような精神状態において操作するわけであるから、これら道具類はできるかぎり操作が単純(シンプル)なものがいい。
スコップはビーコンやプローブで埋没者を発見したあとに活躍する重要な道具。これも各メーカーから様々な大きさ、デザインのものが出ているが、チェックしたいのはやはり重量だろう。
LIFELINK社の伸縮シャフト付きポリカーボネイトスコップは、一見軽そうに思えるが、他社のスコップとあまり重量は変わらない。また伸縮するのはけっこう便利なのだが、そのような機構はいつかツブ(壊)れる、その可能性がある。そのあたりを考えた上で選びたい。お薦めは構造や機能が単純なもの、これに限る。
これらスコップには絶対やってはならないことがある。それは「こじる」こと。鉄スコのようにシャベル部の肩に足を乗せて土中に押し込み、シャフトを手前に倒すという動作だ。鉄スコではよくやる動作なのだが、山スコでは絶対してはならない。ほとんどのシャベルではこのような使い方を想定しておらず、見事ポッキリ折れてしまう。それから一部の スコップには「掘る」のには適さないものがあるので、購入の際は注意してほしい(なぜ適さないのかは実際に見ればわかる)。
スコップだけは小さく収納するのは物理的に無理。どのように携行するのかも考慮しながら選ぶとよい。ちなみにシャフトとシャベル部が分離するタイプがやはり携行性はいい。
それから前述したLIFELINK社やORTOVOX社に代表されるようなポリカーボネイト製のスコップだが、一般的に「弱い」とされているが実戦で使うに十分な強度があるので使用上は問題ないと思っていい。
とにかくこれらギアは万が一のときに使えないのでは装備している意味がない。シーズン中に最低一回(できればシーズン初めに)は、仲間内でいいので訓練を行うことを薦める。たとえ素人訓練でも、実際に装備を使って使用感を確かめることは絶対必要だ。ゲレンデスキーに行ったついでにでもやっておこう。またこれら装備はパーティーの全員が個人で装備していなければ、これまた意味は無い。これらはすべて個人の装備であることを認識しよう。
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