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別項で紹介した、中ノ川の左又にあたるのがこの仙人谷だ。
地獄谷の知名度?の影に隠れ、想像の域だが溯行者は少なそうだ。しかし谷は白山の懐深くへ向かう数少ない流程の長い谷。日程さえあれば余裕を持って溯行するといいだろう。
谷はある意味では平凡な趣で、中間部にある連瀑がこの谷最大のポイント。あとは谷懐にどっぷり浸った溯行ができる。またつめ上がる地点は白山北縦走路の"お花松原"と呼ばれる一帯で、8月初旬には本峰周辺より広大なお花畑が広がる場所だ。ここから眺める本峰と、足下の色とりどりのお花畑のコントラストはとても素晴らしい。ここは白山を撮るには絶好の隠れた好ポイントでもある。
この周辺の谷は下山に時間がかかる。よっぽどのことが無い限り、稜線を走る登山道を下山に利用することになるが、前項の地獄谷同様下山にほぼ丸一日の行程が必要である。これが愉しんだ溯行後にやってくるからたまらない。つくづく己が河童であるということを思い知らさせることだろう・・・。誰か、オレに水をくれ。
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