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瀬波川中流域に存在する一支流。出合から連瀑となり、地獄谷の名に相応しい渓相を見せる。が、内容的には易しく、稜線までは一気に突き上げることになる。
つめを左に取れば大瓢箪山へと向かうが、登りはネマガリダケの猛攻に出会う。大瓢箪山には以前、登山道が走っていたので、その名残を拾って稜線づたいに藪を漕げば、幾分だが楽かも知れない。また、つめを右に取れば黒谷へと向かう尾根に出るが、標高
1,380m ピーク付近も藪は厳しい。また稜も広く、研ぎ澄まされた勘が必要になっくる。
またこの谷を別文献では「マサギ谷」と呼んでいた。
谷名や地名は、ほとんどが製作初期の地元聞き取りによって行われたという。方言のきつい地方では聞き間違えが起こり、古い文献などとは違った漢字があてられたり、違う名前になっていたりする場合はままある。
この「マサギ谷」も意味不明の言葉である。これを「マタギ谷」と書くと、なんとなく雰囲気が伝わってくる。しかしそれをまた地獄谷と呼んだりするなど、なんとも谷名は難しいものである。
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