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防虫忌避剤は市販品でも入手できるが、中に混合されている化学薬品を肌にかけたり吸入するのはちょっと怖いという人のために、手軽にできる、比較的安全な自作の防虫忌避剤(スプレー式)の作り方を説明してみよう。
まず以下のものを用意する。すべてドラッグストアで手に入るので探してみよう。
まずは容器。
山で使うなら携行性を考えて小さなものでよい。ウエストバックに納まるくらいの大きさ。ポイントはスプレー式であること。この容器は化粧品売り場などに置いてある。化粧品液の小分け用容器だ。ガラスでもペットでも、どちらでも構わない。
そして「エタノール」と「ハッカ油」も購入。たいてい同じ棚で手に入る。

エタノールは300〜500mlもあればかなり十分。エタノールは「消毒用」であれば何でもいい。価格は500mlで700円ほど。
ハッカ油は画像のパッケージ(会社)で売っている。20mlで700円ほど。
これで準備OK。
スプレー式容器にハッカ油を5%〜10%程度入れて、そこにエタノールを混ぜるだけ。これで出来上がり。濃度をもっと濃くしてもいいが、あまり濃くても効果は変わらないと思う。また水を入れると分離してしまう。
ちなみにエタノールを混ぜるのは消毒のためではなく、あくまでハッカ油を延ばすためのもの。しかしエタノールは無論、ハッカ油にも殺菌消毒作用があるので、多少傷がある部分にスプレーしてもまったく問題ない。ただし、エタノールは刺激性が強いので、肌が合わない場合は使用を止めることが必要だ。また故意の吸引や目にも入れないようにしたい。また火気も厳禁。
このスプレー、例えば食いついたヒルを落とす時にも十分に使える。ヒルの食いつきを無理矢理剥がすと傷口が広がるので注意したい。。
吸血しているヒルを見つけたら、そのヒルに目がけて1プッシュする。すると簡単にヒルは自分で剥がれ落ちる。ヒルが落ちたら再度傷口にスプレーを掛けて、そのあとできれいな水で傷口をよく洗っておこう。これでずいぶん止血も早くなる。放置すると溶解物質ヒルジンによって数時間は血が止まらない。
またこのこの忌避剤は家庭内でも使える。
ブユ、ハエ、蚊、アブなどの忌避剤として使えるので、畑仕事、キャンプやBBQなどで用途は広い。匂いが優しいので嫌な人はいないと思う。また直接食器などにかけてはダメだが(匂いが残るので)、台所やお風呂の排水溝のヌメリ落としなどにも使えるしカビ落としにもなる。あるいは登山靴の消臭効果もあるので、山行から帰ってよく乾かした靴の中に吹きかけておくといい。ただし、色落ちするものはダメ。行う前には必ず色落ちテストをすること。
この忌避剤の持続時間は、山で使うと案外短いのでここはご愛敬。一時しのぎと思った方がいい。 |
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